参考文献
本記事は以下の書籍を参考に作られています。
マンション管理で一番多い仕事は掃除関連
マンションの管理人は50、60代からでも転職・再就職もOKです。
むしろ昨今は人手不足の影響でそれくらいの年齢からマンション管理人を初体験するひとが多いのです。
掃除関連
段ボールの片づけ
そして業務で最も多いのが住民の出すゴミの補助というか、きちんと出されていないゴミを管理人さんが掃除したり、細かく分類したりすることです。
具体的に言うと、バラバラに出されている段ボールをひもで縛ったり、同じく段ボールを崩さずに箱型のままそのまま出しているものをつぶして回ったりなどです。
出されたゴミをキレイに
それらと同じく掃除に最も時間を割くことになります。
きちんと出されていないゴミの中には何かの液体が漏れていたりするものもあります。
それらをキレイにすること。
生ごみ系はカラスに荒らされやすいので、ゴミの上にネットをかけたりします。
あれも管理人さんの仕事のうちのようです。
掃除
あるいは、鳥の糞害を片付けること。ハトの糞なんかを掃除してキレイにすることです。
もちろんエントランス周りをモップでキレイに片づけたりします。
モップの使い方などはマンション管理人として働く最初のころに清掃係のひとに教えてもらえますのでご安心ください。
ここで丁寧に教えてくれるひとに当たるかどうかが分かれるといいます。
いいひとに当たるといいですね。
ちなみに、ハトの糞害は別に毎回必ず掃除しなければいけないと決まっているわけではありません。
それよりも、元からハトが糞をできないように対策をする方が賢明でしょう。
ハト専門の害獣駆除業者というものも存在します。
具体的には針山を設置したりして、ハトの侵入を防ぐのです。
たまに夜中にテレビCMが打たれていたりもしますよね。
また、一度は見たことあるひとも多いと思いますが、メールボックス、つまり郵便ポスト周りに散らばったチラシ類の片づけもマンション管理人の仕事となります。
駐車場のヒビ割れ部分の汚れは、モップでは取れないので、メラミンスポンジなどを使って落とすそうです。
また、玄関前の排水溝に落ち葉やゴミあ溜まってしまうことがあります。こんなときは金物の蓋を外してゴミや泥をしゃべるで除き、ほうきで土を掃き落として、ということもあります。
これがかなりしんどいらしいです。
ただ、この作業は年に一・二回ほどしかやらなくていいそうです。
植物への水やり・剪定
他には植物への水やりなども仕事内容に含まれます。
また枝が道路に伸びていると通行人の邪魔になるので、枝切りバサミで切らないといけません。
剪定も管理人さんの仕事の一部なのですね。
こうやってみるとマンション全体を清潔に保ち、住人のひとが安心して暮らせるようにすることが主な業務ということがわかるかと思います。
想像よりもはるかに地味な仕事、と言えるかもしれませんね。
電球の切れがないか確認
共用部の電気の切れがないかを確認するのも管理人さんのお仕事です。
クモの巣の排除
クモの巣が張っていると、管理会社が巡回に来た時に注意されるらしいです。
毎日こまかくチェックしないといけない項目ですね。
実に地味です。
基本的にひとりでやる仕事ばかり
ということで、以上見ていきましたが、基本的にやる仕事はすべてひとりでこなすことばかりです。
ご覧になったらわかると思いますが、50、60代の方でも充分にこなせる仕事だということがおわかりいただけると思います。
先日わたしが見たニュースでは、90代で管理人をしている女性の方を見かけました。
退職してやることがなくなったひとには向いている仕事かもしれませんね。
休憩時間以外は意外とやることが多い
以上のように、休憩時間以外は意外とやることが多いのがマンション管理人の仕事です。
ただし休憩時間は本を読んだりして過ごすこともできるみたいです。
欠点は飽きやすいこと?
仕事の内容としては、毎日同じことの繰り返しなので、飽きやすいという欠点があるかもしれません。
やりがいを感じるひともよくいる
しかしこの仕事はやりがいを感じるひとも多くいるようです。
マンション住民の方が安心して快適に過ごせるよう、毎日一生懸命にゴミを片付けたり、鳥の糞と格闘していたりすると、それだけ自分がひとに貢献していることを実感して、やりがいを感じられるようです。
勤務時間が不規則な場合も
これはそのマンションによるようです。
いわゆる夜勤をしなければならない場合と、昼勤のみでいいところとあるようです。
ただし、夜は機械警備に頼りっぱなしというところも多いので、そこまで夜勤の心配はないかもしれません。
タワーマンションのような大きなところだと、管理人というか、コンシェルジュが24時間体制で就いていたりしますね。
住人との交流が社会とのつながりを保つことになる
マンション管理人をしていると、当然にマンションの住民の方との交流も発生します。
それはもちろんあいさつをしたり、掃除していることに対する感謝を口にされたりするなどささやかなレベルのことかもしれません。
しかし、それだけでも寂しさの軽減になります。
「ああ、自分は社会の一員として認められているんだな」という、安心感につながります。
60代以降は定年退職してしまうと社会との接点がなくなって一気に老け込んでしまうひとも多いものです。
マンション管理人の仕事はそういった社会との接点を復活させることにもつながります。
これも上記の例と合わせてやりがいを感じられやすい点かもしれません。
転職の準備
マンション管理人として転職や再就職をお考えの方は、いますぐにでも求人サイトへの登録をおすすめします。
なぜならこのホームページを見るくらいには余裕のある現段階で行動を起こしておいたほうがいいからです。
現在のお仕事や日常の些末なことに追われているうちに、求人サイトへ登録するだけでもあとからだと面倒になって行動を起こさなくなるものです。
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