車の維持費、激安スーパーも無くて、結構生活コストもかかる

「就職できただけでも儲けものなのに贅沢だ！真面目に与えられた仕事をこなせ！」とでも言われると思いましたか？

イオンモールすら周りにないような場所での勤務は、都市部で育ったひとにはつらいものです。

特に困るのは車の維持費と激安スーパーがないことによる思ったよりもかかる生活コスト、そしてひととのつながりの少なさによる孤独感と孤立感です。

田舎だからこそ大変なこと

都市と比べて生活施設や娯楽施設の不足感

あまり大きくない会社での勤務の場合だと、田舎の配属の際に車は自分で、自腹で用意するよう指示を出される会社もあるそうです。

これは困りましたね。いきなり出費ですよ。

他には以下のような問題点が挙げられます。

• ストレスや不満の増加: 都市での便利な施設が利用できないことにより、生活の不便さやストレスが増加し、生活満足度が低下する可能性があります。
• 健康への影響: 快適な生活環境や適切な娯楽施設の不足は、ストレスや孤立感につながり、心身の健康に影響を及ぼすことがあります。
• 活動の制限: 生活施設や娯楽施設が限られているため、趣味や興味を追求するための活動の選択肢が制限され、生活の多様性が減少することがあります。

交通の不便さや公共交通機関の乏しさとそれに伴うコストの増大

田舎が都市部に比べて有利なのは、家賃くらいでしょうか。

確かに東京などの都市部に比べると家賃は安いでしょう。

けっこう広めの部屋を借りても東京のせまい部屋より家賃が安かったりします。

しかし、意外とかかるのがそれ以外の生活コストです。

公共交通機関が乏しいため、車での移動が当たり前になるので、ガソリン代、車の維持費代、もちろん最初にかかる車両代金など、車だけでもコストがかかります。

あと意外と無視できないのは、スーパーマーケットなどの量販店です。

田舎はスーパーが少ないため、安売り・投げ売りをやってくれません。

それこそ東京にある西友のような、ボリュームのある弁当が300円台で買えたりするようなことはめったにありません。

これはわたしも経験したことがあります。

東京に行ったときに、西友のあまりの安さに仰天したものです。

飲食店やショッピングモールの種類や品揃えの少なさ

お店が少ないということは、品物を選んだり、食事をするのにも選択肢が少ないということを意味します。

これにより、自分の好きな生活をすることは困難になります。

何か趣味があるひとは、その趣味の制約も大きくなりがちです。

都市と比べて人口密度の低さや孤独感

また社会的に孤立しやすく（ひとがいないため）、その地域コミュニティになじめなければ、一気に孤独感は増します。

田舎地域では地域住民との文化や生活様式の違いによる異質感を感じることがあり、それが孤独感を引き起こす要因となることがあります。

また元々生活していた地域から引き離されることによって、家族や友人との距離感に悩む人も多くなるでしょう。

孤独感、孤立感から鬱のような症状に追い込まれるひとも多いです。

「僻地勤務は病む！」は冗談ではなく、身近にあることなのです。

「ひとの幸せはひとそれぞれ」なんて言葉がありますが、あれはウソです。

知りませんでしたか？

意外にも幸せかどうかは否定形で決まります。

「孤独でない」ことが幸せの条件です。

いくら高給取りであっても孤独であれば幸せは感じにくいです。

孤独でないこと。これが人間の幸せか不幸せかを分けるポイントになります。

給料がいくらよくても孤独であれば人間は幸せを感じにくいのです。

試しに以下のおすすめ記事も参考にしてみてください。

（参考：いきなりお金持ちになったひとと、貧乏になったひと。自殺率が高いのはどっち？）

都市部でのキャリアや人脈を活かせない不安感

これはいわゆる将来不安というやつですね。

都市部での人脈を活かすなんて夢のまた夢のような状況になりかねません。

もしも将来、ベンチャーに就職したいといった願望がある方なら、僻地勤務ではその願いはまったく叶えられなくなるでしょう。

「ここにいることで自分のキャリアにいい影響はあるのか？」と不安を感じてもおかしくないです。

田舎特有の季節や気象条件に適応する必要性

日本海側へ勤務することになった方なら雪に対して慣れなくてはいけないという壁もあります。

ここでも冬の車はスタッドレスタイヤに交換しないといけないなど、またしても生活コストの増大につながります！

都市部への転勤希望を出す

ある程度の規模の会社であれば、都市部へ勤務している同僚もいらっしゃるでしょう。

ならばここは都市部への転勤の希望を出すべきです。

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