税理士事務所で働くには簿記などの資格なしでもOK?

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参考文献

今回の記事は以下の書籍を参考に作られています。

簿記の試験に受かるかどうかわからないくらいならすぐにでも「未経験可」のところに就職を!

「税理士事務所に就職、転職するために簿記などの資格が必要かどうか」気になっている人は多いですよね?

結論から言えば必ずしも必要ではないようです。

もちろん簿記の資格を持っていれば就職に採用されやすくはなりますが、現在の税理士業界は人手不足にあえいでいます。

税理士の試験の合格発表が行われるのは12月です。この時期に採用市場は動き出します。

しかし上述のように、常に人手不足に陥っているこの業界では、通年でどこかの事務所は採用活動を行っている状態です。

そんなときに「未経験歓迎」の募集が出ているとします。

このタイミングで「簿記に受かってから」と躊躇してしまうと、次にいつ未経験歓迎の募集があるかわかりませんし、なにより確実に簿記の試験に合格できるとは限りません。

なので、資格の有無に限らず、未経験歓迎の募集が出ているなら、資格取得よりも応募を優先させるのが得策と言えます。

簿記の資格取得は事務所への就職が決まってから行うのでもまったく問題わけです。

なによりそのほうが、簿記の試験で難しいところを事務所の先輩にアドバイスを求めたりすることもできます。

税理士事務所の仕事内容

まずはなんといっても税務申告があります。

クライアントから資料を集め、決算書を作り、税務署に提出します。

決算申告に伴う仕事としては、お客様が記帳した内容のチェック業務があります。

かつては記帳代行という業務がメインでした。

しかしいまは会計ソフトの登場によって、お客様が自社で入力をし、税務事務所はこれをチェックするという業務が多くなっています。

あなたが税理士事務所に勤務した場合、この基調のチェックや代行業務。それに付随した書類の作成、そして決算申告書作成の補助なおがメインの仕事になる可能性が高いです。

あとはお客様への報告や顧問先企業からの相談業務です。

「これは経費になるのか?」のような日常的な相談から、深刻な資金繰りの相談などもあります。

税理士事務所で働くことのやりがいとは

この仕事は中小企業の経営者とダイレクトに仕事をすることになります。

お客様は小さな会社といえど、経営者です。その経営者が自身の人生を賭けて経営する会社のサポートをするのが税理士の仕事です。

目の前の決算が良くなければ当然経営者自身の人生に関わってきます。

これに対して数字が良くなってきたときは、日々の会計業務や資金繰りの相談を受け、会社が良い数字を実現し、経営者の夢がかなうときです。

目の前の経営者は心から喜び、感謝を伝えてくださいます。

「あなたの事務所とのお付き合いがあって良かった」。

このように仕事の貢献の結果、ダイレクトに感謝されるのが醍醐味のひとつです。

AI,RPA,税理士事務所は将来なくなるのか?

RPAの導入は単純に高コストであるため、まだ業界に与える衝撃はそれほどでもないようです。

問題はAIですが、世の中には機械にはできないこともまだまだあります。

それは「考える仕事」です。

例えば資金繰りなら、どのタイミングでどの金融機関にどのような交渉を持っていけば、有利な融資が受けられるかなど、こうした考える仕事はまだまだ人間のほうに分があります。

税理士事務所に向いているひとは?

今回この記事を書くにあたって参考にしている書籍の執筆者の方はこう述べられています。

「まずは簿記を軽くでも勉強してみてください。簿記を勉強して自分に合っていると思えば、適正は充分にあります。あるいはすぐに理解できなくても、時間をかければわかりそうということであれば、やはり適性があります。これに対してある程度勉強したにも関わらず、まったく理解できないということであれば、残念ながら税理事務所への就業は向いていないと言えます」

入ってはいけない税理士事務所の特徴とは

これははっきりしています。

情報が少ない事務所です。求人広告大手の求人媒体は、基本的にテンプレートに情報を埋め込むだけになっていますので、その情報公開には限界があります。そのため、最近は自社サイトで求人に関する情報を提供する事務所も増えてきました。求人媒体だけで判断するのではなく、応募する事務所のウェブサイトを必ず確認すべきです。

事前に情報がないということは、いわゆる「後だしジャンケン」を狙っている可能性があります。

本当は残業だらけなのに、それを隠してあとからそれを伝える、というようなことをする事務所です。

こうした透明性のない事務所は避けるのが無難でしょう。

ブラックではないホワイトな事務所の見分け方とは

これに対して、ホワイトな事務所というのは、情報の透明性を高めているところです。

それは、入社時に「体験入社」のような制度を設けているところです。

これは隠す点がないからこそ実現できるものですから、後出しジャンケンを放棄しているわけですね。

選ぶならこのような事務所を推奨します。

転職活動の準備をする

税理士事務所の就職には資格は必ずしも必要ないことがわかりました。

ならばすぐにでも実際の求人を見てみましょう。

転職サイトへは今すぐにでも登録すべきです。

なぜなら今ここで登録しないと、結局いつまでも今の状況をダラダラと続けてしまうからです。

すぐに行動を起こしましょう。

求人サイトを見て、気になる求人をチェックし、実際にその事務所がやっているホームページを覗いてみて、上の基準に従ってホワイトな職場かどうかを確認してみてください。

求人サイトでは自己分析ツールも扱えます。

遊び感覚でもいいのでぜひ使ってみて、現在の自分の状況を把握してみてください。

登録だけなら無料で行うことができます。

リクルートはご存じですよね?

リクナビネクストがもっともおすすめです。

ぜひいますぐ自己分析ツールなどを使ったり求人を検索してみてください。

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