参考文献
この記事は以下の書籍を参考に作られています。
警備員、50代はむしろ若手の世界です
自分は50代、60代の男だけど、「警備員や交通誘導員」として未経験でも働けるだろうか?と不安に思っていませんか?
大丈夫です。むしろこの世界では50代のひとは若手に分類されます。
60代でもまだ若いくらいです。
おまけに今は人手不足の時代です。
これからの警備員・交通誘導員は定年後の再就職先として選ぶひとも多く、さらに高齢化していくお仕事ではないでしょうか。
いまいわゆるブルーカラーのお仕事はかなりの人手不足です。
未経験だろうとどんどん採用してもらえます。
もちろん50代以上でも関係ありません。
最初は派遣社員として働くのが通例
警備員・交通誘導員として働く場合、通常は派遣社員からのスタートとなることが多いようです。
その後、続けられるようであれば、正式に正社員として雇用されることが通例のようです。
守衛(施設内の警備員)か、交通誘導員かの2つのお仕事がある
守衛というのはショッピングモールやオフィスビルの管理を任されるお仕事です。
よく業者のひとがビルの中に入っていく際に、業者名や電話番号、名前を記入させられて専用の入口から入っていく光景を目にしますが、あそこの詰め所にいるのも守衛さんになります。
また時間によって交代制で施設の中をうろうろと警備して回るのも守衛さんのお仕事になります。
交通誘導員は、工事現場で車線を規制したり、通行止めにしたり、片側交互通行の誘導をしたりなどのお仕事です。
通行止めの場合は、間違ってひとが入っていかないように、通航制限をするその場所に立ちっぱなしでひとが中に入っていかないよう見張っておかないといけません。
そして間違って入っていきそうなひとにはいちいち説明しないといけません。
方々交互通行の誘導のお仕事は、最初は覚えるのは大変なようです。
長く交通誘導員をしているひとでも、この方々交互通行の誘導員はできない、というひともいるらしいです。無線でやりとりをしながらということもあるので、コミュニケーション能力も求められるお仕事です。
守衛のメリット・デメリット
守衛さんのお仕事のメリットは、なんといっても空調が効いている室内でのお仕事が多くなるので(もちろん建物周りを警備することもあるので外に出ることもありますが)、夏は涼しく、冬は暖かいというメリットがあります。
また仕事は覚えてしまうと簡単で、詰め所で待機するか、施設内をうろうろするか、駐車場の交通整備をするかなどです。
また施設内で何かトラブルが起こっても、守衛さんのせいにされることはほぼないようです。
責任を取らされることがないのですね。
だからといってきっちり警備はしないといけませんが。
デメリットは、勤務時間が長くなりがちということらしいです。
10時間は普通に超えるとのことです。
途中、詰め所で椅子に座ることもできるとはいえ、警備だけで10時間以上は、最初のうちは苦痛かもしれませんね。
うろうろ警備するだけだと時間が経つのも遅く感じることでしょう。
また守衛さんには、なぜか態度のデカいひとが多いという癖もあります。
わたしは以前にUber Eats の配達をしていたことがあるのですが、マンションや、ショッピングモールの守衛さんに上から目線で「そこは止めちゃいけない場所や」と言われたことは一度や二度だけではありません。
旧TwitterのXでは、Uber Eats の配達パートナーのコミュニティがありますが、そこでは多くの配達パートナーが「なんでマンションやモールの管理人ってえらそうなひと多いの?」という口コミをしょっちゅう見かけました。
なぜか威圧的なひとが多いわけです。
その態度は同僚に対しても同様です。
特に新人に対して不必要に怒鳴ったりするなど、そんな光景を目の当たりにするひとは多いようです。
交通誘導員のメリット・デメリット
交通誘導員はやはり夏は暑く、冬は寒いということです。
日焼けは覚悟しないといけません。
またこちらの誘導に反発する車の運転手もいたりして、大変なお仕事です。
守衛の仕事は施設内でのトラブルで責任を取らされることは基本ないみたいですが、こちらは交通誘導のミスによって発生したトラブルには、責任を取らされる可能性もあるという意味で、大変なお仕事です。
あと単純に車に轢かれないように気を付けないといけません。
また工事現場の場所によって、その日のお仕事の場所が変わることもデメリットでしょう。
交通誘導員のメリットとしては、慣れてくると仲間意識が芽生えて、けっこう楽しいということです。
変わった経歴の持ち主も多いらしい業界ですので、お互いの近況を話したりしながら話に花が咲くかもしれません。
最初の3ヵ月勤め続けられれば長続きすることが多い
どちらのお仕事も最初の3か月間続けられるかどうかがキーポイントということです。
逆に言えば、3ヵ月続けばけっこう長続きするひとが多いようです。
交通誘導員で一番つらいのはアレ!
交通誘導員のデメリットとしては、現場に立つと2時間くらいはその場から離れることができません。交代でお仕事をするわけですが、その2時間の間はトイレに行けないわけですね。
そのため、現場に立つ前にはしっかりトイレに行っておくことが推奨されます。
人手不足により今後は給与のアップが期待できる業界
現在の日本は少子高齢化社会です。
団塊ジュニア世代が大量退職したあとの日本ではどこも慢性的な人手不足に悩まされています。
しかも新卒の若手は、東京のオフィスビルの事務職のようなキラキラした仕事にばかり憧れていますから、就職活動もブルーカラーを積極的に選ぼうとしません。
給料も、求人の倍率もブルーカラーのほうがはるかに良くても渋谷のオフィスで働ける給料の安い仕事に群がったりするのです。
ですので、今後は警備員や交通誘導員に限らず、インフレの効果もあって、ますます給与がアップしていく可能性があります。
転職・就職活動を始めてみる
警備員や交通誘導員としての就職を考えている方はいますぐにでも転職サイトに登録したほうがいいでしょう。
迷っているうちに今のお仕事が忙しくなってくると、あとになってから転職サイトに登録しようとするだけでもめんどくさい、とさらに後回しにしてしまう可能性があります。
そうなってから行動したのでは、さらに転職することも後回しにしてしまうかもしれません。
転職サイトで気になる求人だけでも見て、それをストックしておくだけでもいいです。
人間は新たな選択肢が生まれると心に余裕も出てきます。
いますぐ転職サイトに登録し、求人を見てみましょう。
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